排気ブレーキをバラしてみた

  • 2018年11月13日
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排気ブレーキ

荷物を積んでトラックを運転しているとフットブレーキだけでは心配な場面があり、エンジンブレーキをかけるにはシフトダウンしないといけない手間がある、そんな時に活躍するのが排気ブレーキ。

補助ブレーキ

メインはやはりフットブレーキなのですが、フットブレーキの補助として大きな役割をしてくれます。

エアーブレーキの付いている4t車なら、強力なブレーキなのであまり心配ないですが、2t車や3t車だと前後ディスクブレーキだったりして、効きが甘かったりするので、僕はどのトラックに乗る時も排気ブレーキのスイッチは入れます。

使い方は様々

僕なんかは排気ブレーキは随時入れっぱなしで走っています。

前の車が遅かったり、渋滞などゆっくり走る時には切るかもしれませんし、比較的三菱ふそうのトラックは排気ブレーキがかなり効く気がするので、切る時もあるかもしれませんが、基本的には入れっぱなしです。

前にトラックに同乗させてもらったドライバーさんは排気ブレーキを効かせたい時だけスイッチを入れていました。

こまめに入り切りやってましたね。

構造を見てみましょう

構造は単純でダイヤフラムと呼ばれるゴム部品とリターンスプリング、閉じたり開けたりするバタフライの三点。

今回は3t車の排気ブレーキなので負圧式になっています。

エアーブレーキの車はエアー式です。

負圧式はエンジンの空気を吸い込むチカラを利用して、ダイヤフラムを吸い上げバタフライを閉じます。

エアー式は逆にコンプレッサーで圧縮されたエアーをダイヤフラムに当ててバタフライを閉じます。

今回の車は排気ブレーキスイッチを入れても作動しないと言う症状でした。

メーターの排気ブレーキランプも点くし吸引してる音もするけど作動しませんでした。

原因はこれです。

ダイヤフラムに穴が開いていて吸引出来なかったのです。

排気ブレーキが効かない原因は大体がこのダイヤフラムかホースです。

ゴム部品は劣化しますからね。

三菱ふそうが言うには、この排気ブレーキはオーバーホールが出来るらしく、中のダイヤフラムとバネを交換するみたいですが、この排気ブレーキの上のフタがかしめてあって外すのにかなり苦労しました。

しかも結構チカラ入れて無理矢理外したのですが、合わせ面が曲がってしまったので再利用は無理かと思います。

上手くやればキレイに外れるかもしれませんが、なんだかんだASSY交換が1番無難かもしれません。

排気ブレーキASSYが3万円ぐらいなので、そうそう壊れる物ではないので、交換してしまえば長持ちするかなぁと言った所です。

前回の記事

前の記事でファイターのパワーが出ないと言う修理をやりました。

ファイターのパワーが出ないはこちら

この車は排気ブレーキのリターンスプリングが折れてしまったのでしょうね。

バタフライが閉じてしまい排気しきれずに黒煙を吹いてパワーダウンしてしまっていた様です。

まとめ

荷物を乗せて走るトラックはブレーキが命です。

特にディスクブレーキの車は少しブレーキが甘い気がするので排気ブレーキはなくてはならない存在です。

車の基本性能は走る、曲がる、止まるです。

その中でも止まるは1番重要なのではないかと思います。

排気ブレーキの効きが弱いメーカーもありますが、効かないよりましなので、「あれ〜排気ブレーキ甘くなったなぁ」と思ったらこの記事を参考にしてみて下さい。

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