前回書かせて頂いた新車の4t冷蔵ウイングトラックの続編です。
日野自動車で見積もり中で、ボディーメーカーに要望を当ててもらっていますが返答がないとの事で止まってしまっています。
その間に現在乗られてるトラックの修理代がレンタカー代を含めると100万近い金額になる事が判明し大騒ぎ。
シリンダーヘッド、ウォーターポンプ、エアフローセンサー、追加でクラッチ。
修理代50万とレンタカー代46万‥
どこまで値下げ交渉出来るか‥目標80万との事で再度レンタカー会社と日野に交渉中。
そんな中お客様からこんな相談が
「仲間の運送屋が免許の更新したら中型8t限定免許だったんだけど、更新したら中型免許になったって言ってたけど、そんな事あんの？」
「はい〜⁉」
さらに
「中型免許になるから、某大きめの運送屋も中型でトラック作ってるらしいよ。」
「はい〜⁉」
上記が色々変わった免許の区分です。
僕もそうですが、中型8t限定だと最大積載量5t未満、車両総重量8t未満まで乗れます。
車種で言うと俗に言う4tトラックが限界です。
中型8t限定の限定解除をすると
最大積載量6.5t
車種総重量11t
までの車が乗れる様になります。
この差は大きいと思います
僕がよく扱う冷蔵トラック系は、装備品によっても変わりますが、大体最大積載量が2tちょっとです。
これを中型にすると、装備品によりますが4t前後ぐらいになります。
過積載は事故や故障の原因
今は過積載にかなり厳しいので、重量オーバーすると荷物を積ませてくれない所が多く、荷物を積んでナンボの運送屋さんは厳しいと思いますが、中型にすることにより、仕事の幅が広がるのではないでしょうか。
大きさは4t車と変わらない
全長は荷台に乗せる物によって変わるが、6t車の幅は標準ボディーで100mm、ワイドにすると4tも6tも変わらない。
タイヤサイズが4tは225、6tは245になる。
4t車とまったく同じ感じで運転出来る。
中型8t限定解除
問題はここで、中型8t限定免許の限定解除をしなくてはならない。
僕のお客様の聞いた情報は間違っていて警察の免許センターに電話して聞いた所
「中型8t限定免許の方は限定解除しないと中型免許になりません」
との事。
中型8t限定免許の限定解除方法
一発試験と教習所に通う2パターンあるが、教習所に行っても10万前後で取れるし、日数も7日間ぐらい。
合宿なら4.5日間で取れる。
大型免許だと30万ぐらいかかるので、なかなか踏み出せないが中型免許は手が届くのではないかと思います。
４ｔ車に乗りたいから中型免許を取りに行きたいです！大正解ですこれからは中型免許が主流の時代になります結論：中型免許は必須で持っているだけで欲しい人材！あわよくば大型！最低でも中型は持とう！[…]
これから4tの新車を作るなら中型も検討してみて下さい
今までもうちょっと積載量取れたら出来た仕事や、大型車だとランニングコスト的に厳しいし、 大きすぎて取り回しや置き場所にこまるなど、中型車ならクリアー出来るものがあると思います。
免許も安く取る事が出来ます。
今トラックの新車の納期が伸びていて新車を買いづらい状況ですが、逆に言えばトラックが足りなくて中古車相場もあがっています。
と言う事は買い取り相場も上がっています。
厳しい運送業界で仕事も山盛りですが、絶対になくならない仕事です。
今厳しい所もやり方次第でチャンスになります。
僕のいる自動車業界もそうですが色々な手を使い、考え、頑張ってやって行きましょう。