前の記事で簡単な買取査定の方法をまとめてあるので、こちらも併せて見て行ってください!
いすずエルフ
以前の記事でエルフの買取で戦っていた話の最終決戦です。
お客様希望が500万円とかなり違い。
こちらの出した金額が450万円。
その差50万円。
果たしてこの差は埋まるのか。
決済者
これまで交渉して来た方は、決裁権がないみたいで、金額を提示しても「社長に確認します」と中々交渉にもならない状態で本日まで来てしまいました。
こちらの提示した金額じゃあダメだったかと諦めていた所知らない番号から電話が‥
相手の会社の社長からでした。
「連絡遅くなって申し訳ございません」
本当ですよ!年内間に合わないですよと、ちょっとした雑談をし、本題に入る。
売却条件
手放す理由は分かっていましたが、条件が分からなかったので詳しく聞いてみる。
- 売却金額は480万円
- リース残債が480万円
- 金額合えば車はすぐ渡す
- 名義変更もお願いしたい
など色々な条件がありました。
金額以外は余裕で全てクリアー出来るので、金額次第かと思いますが、480万円は出ません。
どうにか465万円で納得してもらえませんかと交渉しましたが、運送屋さんもかなり厳しい状況でやっていますし、持ち出し金額は抑えたいとの事で、また話合いをして、10万円持ち出しの470万円で交渉してみる。
車検も切れてしまっているので、動かす事も出来ない。
リースの残があるが、払わないで済むものなら払いたくない、もちろんどこの会社もそうだと思います。
「10万円だけ持ち出しでなんとかして下さい」
金額確定
「残債がキレイになればありがたいので、10万円も厳しいですが、よろしくお願いします」
何とか納得して頂きました。
470万円で決めて頂きました。
問題は支払いのタイミングや車の引き取り時期ですね。
支払いのタイミングもリースの場合、所有権解除をしないと名義変更が出来ません。
その所有権解除も残債を全額納めて、リース会社から所有権解除の書類をもらわないと出来ません。
残債が470万円‥結構ありますよね‥
社長も「先にお金を頂けると非常に助かります」との事で、先に振り込みますが、「同じタイミングで車両を引き上げていいですか?」の相談には「もちろんOKです」との事で、年明けに1度挨拶に伺ってお金のやり取りと車両の受け渡しなどの打ち合わせをさせてもらう事に。
買取制約
いつも不思議に思うのですが、こう言った買取案件の場合、電話とLINEでやるのですが、大きな金額が動きますが、今回の運送屋さんの人と会った事もないし、どんな仕事をしていて、どれくらいの規模でやっているかも分かりません。
社長に至っては2回電話しただけです。
買取業者さんを呼んで査定してもらうのが通常の流れですが、運送屋さんも忙しいので中々時間がなかったりするので今回のやり方が僕は好きですね。
年明けお会いするのが楽しみです。
まとめ
トラックの査定は乗用車の査定と違って細かい所まで見なくても、年式と装備品、仕様、走行距離などである程度の値段が出せます。
トラックならではのザックリした査定ですが、ザックリ査定から話し合い金額を調整して買取らせてもらうスタイルですが、正直怖い所もありますよね。
お客様が出して来る情報を信頼してやらせてもらっています。
大手には無い良い意味でのザックリ査定。
僕らみたいな小さな業者の強みは小回りが効いて融通が効く所です。
今の時代はコンプライアンスや色々な物に縛られて堅苦しい世の中です。
信頼や人情よりコンプライアンスと契約が重視されるので一味違った買取も悪くないと思います。