車内
トラックの室内をキレイに保つのは中々大変で、タバコを吸う人ならヤニや食事をした後のゴミだったり、ジュースをこぼしたりとかなり汚れます。
ファブリーズをしても芳香剤を置いても体臭やらタバコやら食べ物の匂いが混ざって、窓を開けないと走れないぐらいの車もあります。
人を乗せても全然平気なクルマにしたい、女性や若いドライバーが乗るなど車内をキレイにしてあげたい。
けど室内全部交換したら高いから安く洗浄でどうにかならないか
どうせお金をかけるなら新車みたいにしたい
内装洗浄
僕が実体験した内装洗浄の凄さをお伝えします。
実際の仕上がり、値段、室内の部品は交換せずに全て洗浄で終わらせ、匂いも新車の匂いがし、今まで嫌がられていた車が、みんなが乗りたがる車になる。
年式も10年落ちぐらいの車でしたが、シートやパネルは新品の色になります。
三菱キャンターの場合
以前に訳あって家に帰れない運送屋さんのお客様がいて、夜中から夕方まで働いて、家に帰らずにトラックで寝泊まりしていました。
しかも3t車で。
ずーと車内にいるのでエンジンはかけっぱなし、エアコンは入れる、寒い日は毛布を持ち込み暖をとる。
結構な頻度でDPFがおかしくなったり、エアコンが効かなくなったり、エンジンオイルの警告ランプが点いたりしていました。
その度に修理で入って来ますが、キャビンを上げるのも大変。
茶色の毛布で作った枕的なやつや、食べカスやら正体不明の何かがあり、室内は独特の獣臭の様な表現し難い匂いがしていました。
その従業員の方が退職して、トラックを掃除して行ったのですが、別の従業員の方が乗ったら臭くて乗れないとなり内装の洗浄に出しました。
シート
元の写真がないのが残念ですがシートがこちら
もうまるで新品に交換したかの様な状態で帰って来ましたがタバコの焦げ跡などが残っているから交換はしていません。
茶色の毛布を敷いていて、タバコを吸うのでシートやマットなどメーターパネルやエアコンパネルまで黄ばんでいたり、茶色の毛玉が付いていて触りたくないぐらいでした。
パネル
パネルもピカピカ、新品みたいです。
黄ばんでしまったのか茶ばんでしまったのか分かりませんが、めちゃくちゃキレイになっています。
灰色が鮮やかでくすんでいません。
マット、天井
マットも天張も黄ばんでいましたが、黄ばみもなく、新品みたいです。
僕も中古車仕上げで内装外して高圧洗浄機かけましたが、ある程度キレイになりますが、匂いは中々消えませんまでした。
匂い
全てが新品の様になったのですが、驚くのは匂いです。
新車の匂いがするんです!!
本当です!マジで新車の匂いがするしピカピカになっているし、外はボロいですが、中だけみると新車みたいです。
何も交換していなくて、本当に洗浄だけらしいです。
みんな乗りたくないと言っていたトラックがキレイだからあれで行くと言われるぐらいのトラックになりました。
施工業者
今回の内装洗浄は某有名中古トラック屋さんがやった仕事で、その中古トラック屋さんで何台か買ったらしく、通常内装洗浄は仕入れたトラックを販売する時にやるもので、一般のサービスとしてはやっていないみたいです。
中古車仕上げであそこまで仕上げられていたら文句のつけようがないですね。
施工料も特別価格の4万円だと言うから驚きです。
清掃業者
探してみたらありました。
車の内装洗浄業者さんです。
中古トラック屋さんもこういう業者さんに頼んでいるのだと思います。
大手車用品店
乗用車向けだとオートバックスやガソリンスタンドなどでも実施している所もありますのでお近くのオートバックスやガソリンスタンドにお問い合わせ下さい。
ドライバーの使い方にもよりますが、長年の溜まった汚れは中々落ちませんが、洗浄のプロにまかせると内装が新車の様に蘇ります。
費用もそんなに高くないので、汚れがヒドいトラックや、女性ドライバーも増えてますから、女性ドライバーを乗せるトラックなどは洗浄しても良いかもしれません。
まとめ
車内にいる事が多いトラックはどうしても汚れがちです。
仕事が終わったら車内を片付けして帰れば多少汚くならずに済みますが、そうも行かないトラックもあります。
やはり長時間過ごす車内はキレイにしておく必要があると思います。
次に乗る人や、他の誰かが乗る事を考えて車内はキレイにしましょう。
もし匂いや、タバコのヤニなどが取れなくてドライバーさんが不快に思うなら、思い切って洗浄に出すのも一つの手だと思います。
トラックがキレイだとドライバーさんも気分良く仕事が出来、効率も若干上がるのではないかなと思います。
汚れがヒドいトラックは内装洗浄をオススメします。