トラックの庫内灯暗くない?
庫内灯が暗くて「作業がしずらい」「伝票が見えず作業が遅れる」など支障をきたしていませんか?
古くなってくると暗くなる
純正の蛍光灯も最初は明るいんです。それが経年劣化やレンズに傷が入ったりで段々暗くなっていきます。
故障の原因は振動や結露など原因は様々ですが、蛍光灯が切れて蛍光灯を変えても点かず、ヒューズが切れている場合はユニット自体がダメなので無理に直そうとせずユニットごと変えた方が早いです。
暗いと作業効率が下がる
庫内が暗い時のデメリット
- 庫内が暗くてケガをする
- 荷物積み込み時に検品ミスをする
- 伝票が見えず積み込みに時間がかかる
全ての荷物が分かりやすく書いてあるわけでもないので暗いとマジで見えない。
同じ箱でもサイズが違うとか、何も書いてない箱に手書きで品名書いてあったりすると暗闇の中での確認は困難。
検品間違え
検品間違えは荷主、運送会社、ドライバーみんなにとってマイナスでしかありません。
- 荷主はお客さんに怒られ
- 運送会社の再配達は赤字でしかない
- ドライバーは再配達の時間を取られる
検品ミスは誰にとってもマイナスでしかありません。
実際にLEDユニットに交換してみた
検品ミスや作業効率向上の為にLEDユニットに交換することにしました。(実際は蛍光灯ユニットが壊れて安く直す為)
買う前の確認
まず庫内灯ユニットのサイズの確認。
縦横測って、留めるネジ穴の位置、24v対応か、LEDは何個入っていて明るいのか、などを確認して注文します。
庫内灯ユニットは、どのボディーメーカーも同じ物を使っていますが、念の為今回の取り付け車種2台とも測りました。
縦420横180、留める箇所は6箇所で位置も同じ、まぁイケるでしょうって事で購入。
ユニットの取り外し
その車種の積んでいる箱によってユニットの取り付け方法は2パターン
- 木ねじ止め
文字通りネジで固定されているパターンで大きさによるが6か所で固定されていて、ネジを外せばユニットごと外れます。
- リベット止め
リベット止めは6か所リベットで止まっていますが、リベット止めは外すのが大変なので整備工場にお願いした方が良いと思います。
リベッターと呼ばれるリベットを打ち込む工具も必要になるので頼んだ方が早いです。
取り付け
気づいた人もいるかと思いますが交換超簡単です
外して配線も2本しか出てないので、赤と黒の配線を繋ぐだけです。
ギボシ端子で配線繋げれば誰でも出来る作業です。
蛍光灯とLED比較
すごい分かりにくいですが手前左側がLED、右奥が蛍光灯、光の強さが結構違います。
蛍光灯はボヤーとしているのに対しLEDは真っ白い光で直視すると結構眩しいです。
しかも光源のLEDが2本入っているのでこれは明るいです。
こちらはいすゞのフォワードに取り付けました。
車種によって庫内灯の大きさが違うので、しっかり寸法図ってください。
- 縦、横の長さは同じか?
- ネジ穴の位置は合っているか
- 中のLEDは何本入っているか
しっかり確認しましょう。
LED一択
庫内灯が壊れたらLED庫内灯に交換する一択だと思います。
- 明るくなって作業しやすい
- 商品の確認がしっかり出来てミスが減る
- 消費電力が抑えられバッテリーに優しい
これにしない理由はないと思います。わざわざ高い蛍光灯を買うより少し高くてもLED庫内灯を買った方がトータルで安くなります。
大体2パターン
庫内灯の大きさも大体決まっていて今までみて来たなかで古い大型車などは1回り大きいので、交換できませんが通常2パターンです。
LED庫内灯 埋め込み型 進化形LED登場 KO灯 ダブル ノイズレス仕様 24V専用
小林総研 KO灯-S(小型LED庫内灯) 12/24V兼用 LED発光色:ホワイト KO-S
大体上記2パターンだと思います。
寸法を測って合う方を購入して下さい。
まとめ
取り付けも簡単で安く修理出来てしかも明るくなるいい商品だと思います。
僕もトラックで積み込みしますが、暗い車は伝票が見えなかったり商品に記載されている文字がみえなくてイライラしたりすることが多いので明るい車だと目も覚めるし仕事もはかどるので順次LEDに交換しています。
金額的にも大体1万円ぐらいで出来るし、明るくなれば作業効率も上がるし、いい事だらけです。
リベットが問題ですが木ネジで留まっていれば、外して配線付けて留めるだけなので、自分でも出来るかもしれません。
トラックも台数がいっぱいあると小さな修理代でも大きくなってしまうので、今回の部品は安く、そして使い易くなるような良い商品だと感じました。
これからも、この様な商品をまた発掘して来て紹介して行きたいと思います。