タカタ製エアバック
ちょっと前に問題が発覚して大騒ぎになったタカタ製エアバック。
僕の車はリコール対象外であった為あまり関係ないかなぁ何て思っていたら、今になって関係して来てしまった。
リコール実施率
以下は国土交通省のサイトから引っ張って来ました。
タカタ製エアバッグは、ガス発生装置(インフレ―タ)が異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、平成21年以降リコールを実施しているところです。
これまでも、未改修車に対し車検時に警告文の交付を行う等の改修促進の取組を進めていますが、平成29年10月の国内の改修率は83.2%であり、なお約320万台の未改修車があること、異常破裂による死者が全世界で少なくとも18人を数え、一刻も早い改修が必要であること等を踏まえ、これまでの取組に加え、新たに、異常破裂する危険性が高い未改修車については、車検で通さない措置を講じます。
タカタ製エアバックのリコールを実施していない車は、車検証を発行しないと言う事です。
限定車検証
車検不適合により、改修しなければいけなくなった車には限定車検証なる物が発行され、その限定の期間内に改修して、再度車検を受けられる措置がありますが、タカタ製エアバックのリコール未実施で引っかかった車は、限定車検証すら出してもらえません。
どう言う事か分かりますか?
車検満了期間ギリギリで車検を受けた場合、車検切れになってしまい、公道を走る事が出来なくなります。
ホンダ フィット
毎年車検を入れていただいているお客様ですが、めちゃくちゃルーズで車検の切れる2日前に「すいません!またやっちまいました!」と車を持って来て「税金払ってないので今から払って来ます!」‥「明日しかないじゃん!」
1日で出来るから大丈夫ですが、万が一の事態があるかもしれないので余裕があった方が良いですね。
いざ車検場へ
車自体は車検に受からなそうな場所もなく、定期交換部品やオイルなどを交換し車検場へ。
ラインも無事通り、残すは車検証交付へ。
「ホンダ フィットのお客様ー」車検証をもらって帰ろうとしたその時
「すいません実はリコールの実施がされてなくて車検証を発行出来ないんです。」・・・「え・・いつものリコール出てまーすじゃなくて車検証出してくれないんですか?」
「リコール未実施の車は車検証発行しちゃいけないんですよ。」
「マジすか!今日で切れちゃうんですけど限定車検証は?」
「ダメなんですよ~」
「へ?リコールやらないと何も出してくれないの?」
「はい!」
車検切れ確定
車検自体は合格なのに、まさかの車検証が発行出来ないと言う事態に‥
しかも車検切れで走れないので、仮ナンバーorローダーで運ぶの2択になってしまいました。
追加料金
こうなってしまうと、仮ナンバーにしろ、ローダーで運ぶにしろ追加料金を頂かないといけなくなってしまいます。
自分で行けば無料だったのにもったいない出費になってしまいました。
まとめ
今回のタカタ製エアバックのリコールもランサーのお客様は2回三菱がリコールやりに来たみたいです。
面倒ですが、車検等で引っかかってしまうと、追加料金やら何やらかかってしまうので、なるべく時間を見つけて実施する様にしましょう。