エンジンオイル漏れ止め添加剤の効果がある商品1選!

エンジンオイルが漏れてるけど、どうにかならない?
多少のオイル漏れは許容範囲ですが、もし気になるようなら添加剤を入れてみるのも手ですね。
結論:エンジンオイル漏れはガッチリ修理すると高額になるので、まずは安い添加剤を入れてみよう!

エンジンオイルが漏れているんだけど修理に出すと高額だし、そこまでの漏れじゃない場合

簡単な処置で直る可能性があり、まずは安い添加剤を入れてみるのが常套手段でこれにより

改善する事もあります

今回はエンジンオイル添加剤で僕が唯一効果があった商品を紹介します。

この記事の信頼性:自動車整備歴15年で色々な添加剤を試して来ました。その経験を踏まえ解説して行きます。

この記事を読む安くエンジンオイル漏れが直せる可能性があり車の維持費を安く済ませる

事が出来ます。ちなみに乗用車にも使えます。

エンジンオイル漏れ

エンジン

エンジンオイル漏れは車にとって致命車になりうる故障ですが多くの場合、修理せずに我慢する

パターンが多く、基本くるまはオイル漏れします。

このオイル漏れを放っておくと車が故障してしまいます。こうなる前に手を打ちましょう。

原因は様々

エンジンオイル漏れの原因としてはパッキンの劣化がほとんで、大体パッキンを変えれば直りますが

簡単に直る個所もあれば結構バラさないと交換できず、修理代が高額になる可能性があります。

トラックはオイル漏れは当たり前

乗用車はオイル漏れしづらいですが、トラックは走行距離も走るし、長い年月乗るのでオイル漏れは

当たり前です。多少のオイル漏れは許容範囲と言うのがトラックです。

三菱ファイター

三菱 ファイター

ちょっと前に「エンジンオイルが漏れている」と電話があって、1回軽く見た車の点検をしました。

エンジンオイル漏れなので、早めに点検したかったのですが、運行の都合上なかなか見れませんでした。

原因

配送先でエンジンオイルが漏れている事に気付き、急遽三菱ふそうに飛び込んで点検したみたいですが

クランクシールからオイル漏れしているみたいで、三菱ふそうも「やってもやらなくても‥」

と曖昧な回答をしたみたいです。

「じゃあいつもやってもらってる修理屋にやってもらうよ」との回答をして僕の所に来ました。

症状確認

朝一なら車があるので、朝に車の症状を確認。

確かにエンジンのクランクプーリの根元辺りからオイルが漏れている。

アイドリングでしばらく放置したが、垂れる程ではない。

走行距離も53万kmなので、ある程度のオイル漏れは仕方ない。

「オイルを硬めにして、ブローバイフィルターを交換すればオイル漏れ止まるかもしれませんよ」

クランクシール交換となると、お金もかかりますし、トラックも止めないといけないので

まずは安く出来る所からスタート。

ブローバイフィルター

ブローバイガスとは

簡単に言うとエンジン内部のガスです。

このガスはエンジンからPCVバルブを通って吸入空気と一緒にエンジンに戻されます。

そのエンジンから吸入空気に戻す経路の途中にブローバイフィルター(PCVフィルター)は付いています。

エンジン内部の圧力が上がる

エンジン内部から吸入空気経路に逃げるはずのガスが経路の途中にあるフィルターを通過します。

この時に、フィルターが汚れてガスの通りが悪かったらどうなるでしょう?

エンジン内部の圧力が上がります。

エンジン内部の圧力が上がるとどうなるでしょう?

オイルが漏れるんです。

点検方法

整備士おじさん

このエンジン内部の圧力が上がるのはとても良くないです。

ブローバイガスの圧力が高いか低いかは実は誰でも点検出来ます。

点検方法も簡単で、まずキャビンを上げてエンジンをかけます(ギヤが入ってないか確認)

そしてエンジンオイルを入れるフィラーキャップを開けて下さい

ボボボボと中々の音がしますがビビらずに、軍手かタオルなどをして、フィラーキャップから

どのくらい吹き返して来るかを手でチェックして下さい。

手に当たる感触

正常な車なら穴に手をかざすと、ホワーぐらいの感じです。

圧力が高い車だと、手にボッボッとガスが当たる感触があると圧力結構高いです。

点検してみて圧力高い様ならPCVフィルター替えてみて下さい。

どんな車が圧力高くなる?

これは僕の経験ですが、オーバーヒートした車過積載をしている車はエンジン内部の圧力が

高い傾向があると思います。オーバーヒートした車はエンジン本体がかなり高温になりヘッドが歪んだり

ピストンやピストンリングもダメージを受けるので、やはり圧力が抜け易くなります。

過積載の車はエンジンに許容以上の負荷がかかり抜けてしまうのかなぁと思います。

フィルターを替えても直らない場合

エンジンを載せ替えるかオーバーホールしかないですが、やはり予算上厳しいです。

今回のファイターのお客様もクランクシールからまあまあ漏れていましたが、PCVフィルターを替えて

エンジンオイルを硬めの10w-30から10w-40にしてワコーズのスーパーフォアディーゼルを混ぜて入れたら

アイドリング時のオイル漏れは止まりました。

予算

札束

  • PCVフィルター:4450円
  • 工賃:1000円〜2000円
  • エンジンオイル:5000円
  • フォアディーゼル:2200円

13000円〜14000円ぐらいですね。

もしやってもダメでもう古い車だった場合、売却を視野にいれてもいいかもしれません。

関連記事

トラック売りたいんだけどいくらで売れる?車両の状態や走行距離で金額変わりますがいくらが希望ですか?いや高ければ高い方がいいよ欲しい金額は前もって決めてお[…]

まとめ

まとめ

ある程度のエンジンオイル漏れはしょうがないトラックですが、何か対策を打たなければいけない。

安く出来て効果が多少なりともあれば、それに越した事はありません。

エンジンオイル漏れは、最悪エンジン故障に繋がりますので、粘度を変えたり、添加剤を入れてみたりして、対策を施せば、何もしないよりかはいくらかマシかなと思います。

簡単な点検や簡単なメンテナンスなど、まだまだ出来る事があるので、また次の機会に紹介して行きます。

 

 

最新情報をチェックしよう!