整備管理は難しい?車の管理を孫に任せませんか?

車が故障したら整備工場に入れて請求来たヤツ全部払ってるけど娘に修理代高いって怒られちゃったww
壊れて修理したらお金かかるのは仕方ないですが、利益残すにはやはり節約する必要がありますよね!

経理を担当する娘さんに頭が上がらない社長。あなたもこんな経験ないですか?

経理の方は数字を見て判断しますが、こちらは「そんなに修理出したっけなぁ…うーん」ってなっていませんか?

本記事の内容

  • 整備管理のやり方
  • 具体的な仕事内容
  • 簡単なシステム

以上の内容で解説します。

この記事を読むと面倒な整備管理を仕組み化して孫にお小遣いを渡して管理してもらう事が可能になります。

是非最後まで読んで行って下さい。

信頼性:僕は自動車整備歴16年の現役整備士で3社の運送屋さんの整備を担当し、お客様の会社の運営について相談を受けアドバイスや改善を行っております。近々独自の車両管理システムもリリース予定。

な僕が宣伝も兼ねて解説しますww

車の管理って何すんの?

管理のイメージ

そもそもなぜ車の管理をしないといけないのか。

車には法令で決まった点検やメンテナンスをしっかりしないと故障して日頃の活動などに支障が出るなど色々なトラブルが起こります。

基本的に車は壊れます。

自転車もそうですが、チェーンが伸びて外れたとかタイヤがパンクしたとか必ず何かしらのトラブルが起こります

それをどうやってトラブルを起こさない様にするか、トラブルを予防する為の管理が必要になります。

車検時期の確認

車には車検が必ずあります。

  • 新車の乗用車なら3年
  • 新車の貨物車なら2年
  • 乗用車の1回目以降の車検は2年
  • 貨物車の1回目以降の車検は1年

使用用途によって車検の期間は違います

万が一忘れてしまった場合には重い罰則があります。

車両管理の基本は保有車両の情報を簡単に確認出来る事が重要です。

修理や事故の対応

車の調子が悪かったり、エンジンが掛からなかったり、事故を起こしてしまう場合もあります。

  • 故障車をどこに修理に出して、どれだけの日数と金額がかかるか?
  • 代わりの車は必要か?
  • 修理が終わったら履歴として残しておく

事故の場合は保険屋と相手のやりとりも担当します。

経費の確認

車の修理には必ずお金がかかります。

ディーラーや修理工場、板金屋さんどこに出してもお金がかかります。

どの車にどんな修理をしてどれくらいお金がかかるか把握する必要があります。

会社を運営して行く上で重要なのが固定費をしっかり管理して削れるものは削る事です。

これが出来てる管理者はかなり優秀です。

会社からの評価も上がりますし、個人の運営スキルも上がるので後々何かの役に立ちます。

具体的には?

クエスチョンマーク

整備管理者は格ドライバーから色々な車の状況の事を言われると思います。

修理が必要な事や自分でも出来そうな事など長く経験するだけ自分で出来る事が溜まって来ます。

出来ない事は重要工場などに迅速に出してどの様な工程でやるかも明確にしておけばドライバーからの信頼も集まります。

定期点検に入れる

  • 貨物車は3か月点検・6か月点検・車検
  • 乗用車は1年点検・車検
  • 緑ナンバーか白ナンバーで点検時期は変わります

定期点検は法令で決まっている点検とそうでない点検があります。

点検を入れるのは自由なので、予算の問題で厳しい場合は無理に入れる必要はないですし、自社で点検する手段もあります。

点検や修理に出して経営が圧迫されても仕方ないので無理しないぐらいで点検に入れましょう。

エンジンオイル交換

僕が思うにオイル管理は車の寿命に大きく影響します。

メーカー情報や整備をしていく中、お客さんと話してるなかで「オイル管理の悪い車は壊れやすい」とか「オイル交換ちゃんとやり出したら故障が減った」とか良く言われます。

オイル交換をしたところで性能が上がる訳でも、「おっオイル新しくなったね!」と体感出来る訳でもないので「意味あんの?」と思う人もいますが間違いなくエンジンは長持ちします。

最近のディーゼル車などは排気ガス規制でマフラーで有害物質を焼く機能が付いていますが、この装置のおかげでエンジンオイルに燃料が混ざってエンジンオイル量が増える事がたまにあります。

まず気付かないので定期的にオイル交換をしてないとエンジンチェックランプが点灯したりしてトラブルの原因になりますので、エンジンオイルは期間や距離を決めて定期的に交換しましょう。

タイヤの管理

車のメンテナンスの中で大きな割合を占めるのがタイヤです。

  • タイヤが減ってなくった
  • スタッドレスタイヤを履く
  • タイヤローテーションをする

1台1台整備管理者が車を見て回る事は不可能ですのでドライバーさんからの指摘でタイヤを交換するのかローテーションと言って前と後ろを入れ替えるのかを判断しないといけません。

ダイヤは基本フロントタイヤのが早く減ります。これは右や左にハンドルを切るからです。

ローテーションをする事でタイヤを使い切る事が出来ます。経費削減ですね。

冬に入って来たら順次予定を組んでスタッドレスタイヤに切り替えますが、タイヤ屋さんと予定を合わせて出張なのか持ち込みなのかの判断をしないといけません。

事故の対応ってどうすんの?

忙しい男

急に発生する事故の対応って中々難しいと思われガチですが、パターン化されているので、パターンさえ覚えてしまえば事故当日の対応をしっかりすれば難しい事はないです。

まずは相手と社員の状況を確認

事故発生の連絡を受けたら当事者はパニックになっている可能性があるので冷静に対処するのが1番大事です。

  • まず本人と相手の怪我の確認
  • 本人と相手の車が走れるかの確認
  • 警察や救急車の要請を指示

警察・保険会社に連絡

本人から警察、保険会社に連絡させ、必要ならレッカーの手配とトラブル発生を上司や運行管理者または社長に報告し事故を起こした車のするはずだった仕事の段取りをつける。

現状を確認し必要ならレッカー

レッカーする際にはレッカー先の選定も必要。

整備工場に直で運ぶ場合は先方に受け入れ出来るか確認。

レッカーの契約には距離もしくは時間で料金がかかったり、1度牽引を切ってしまうと2次レッカーと言って2回目のレッカーは有料など色々決まりがあるので保険会社に確認してなるべく費用がかからない様にしましょう。

休日や祝日だと整備工場も休みなのでやむ無く会社の駐車場に運んでもらう事もあります。

相手への連絡

やる事めちゃくちゃ多いですが、事故当日は仕方ないです。

同時進行しながら相手へ連絡を入れ、一言入れておくのがベストです。

過失がある場合は謝罪をし、過失がない場合はどの様な対応になるか確認。

過失がお互いにある場合は明言を避け「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。これからの対応は保険会社に任せます」と伝えましょう。

ここで過失を認める様な発言をすると保険会社さんの交渉に影響します。

強めの運送屋や慣れてるタクシー会社だとココで過失を認めさせようとして来るので、明言は避け保険屋に任せますとだけ伝えましょう。

難しいなぁ

悩む男

整備管理は知識や積み上げた経験が生きて来ます。

最初は出来なくて当たり前で失敗して当たり前です。どんな出来事も経験になり積み上がって行きますのでめげずにやりましょう!

ただ管理の仕方にも仕組みが重要で簡単に履歴やデータを確認出来るシステムがあれば管理自体は誰でも出来ます。

仕組みがあれば誰でも出来る

履歴を残すには整備明細書や請求書などで確認します。

  • いつやった修理?
  • いつやった点検?
  • 内容は?
  • 距離は?
  • いくらかかった?
  • どこで直した?

これを履歴として残しておくと後々確認した時に目安になります。

これがあるとないとでは車の運営方法が訳わからない状態になります。

複雑なシステムはいらない

デシタコやドライブレコーダーなどと連動していると欲しい情報が取れなかったり、2度手間だったりするので整備管理のシステムは整備管理のシステムとして運用するのが1番です。

履歴を残す

1番重要なのは履歴を残す事、比較する事、簡単な事です。

  • 1台ずつ履歴を残して色々な見方をする事。
  • 1台の履歴を追う
  • 全部のトータルを見る
  • 車種ごとに見る

色々な角度からの検証も大事です。

共有する

整備管理者が残した履歴は会社の財産になります。

それを車内で共有して修理代が高い車や安い車、事故などが多い車などは注意を促す。

長持ちする車としない車。

車を入れ替える際にどの車を入れ替えるか迷いますが履歴を見て行くと入れ替えるべき車が見えて来ます。

難しくしてるだけ

簡単なシステム画像

やり方と仕組みを作ってしまえば100台だろうが200台だろうが管理出来ます。

お小遣い渡してメンテナンスデータを入力してもらえば後はデータを見て指示を出すだけ。

【孫に整備管理を任せましょう】をテーマにシステムを組んでいます。

細かくどんぶりで良い

「忙しいのにデータ分析なんかやってられないよ」ごもっともです。

だからこそ細かいどんぶり勘定が最適なんです。

細かい緻密なデータ分析なんて長続きしません。ザッと見てパッと決める。

それが可能なシステムが出来ます。

削減の仕方が難しい

はっきり言ってメンテナンス費用の削減は、かなり難しいです。

片方が笑えば片方は泣くのが商売です。

泣かせてばかりでは相手は去って行ってしまいます。

時間とお金を上手く使って修理先と良い関係を築くのが1番手っ取り早い削減方法です。

修理先との関係が大事

整備工場は予定を組んで仕事をしてますが、急な頼み事や事故の時、無理言って早く上げてもらうなどした場合はお金の事は言わないなど、逆に整備工場側から要望があったら快くOKするなど、持ちつ持たれつの関係を築くと自然とお互い得な方向に行きます。

結局最後は人対人です。

相手の事を考えると自動的にお金が付いて来ます。

まとめ

管理システムまとめ

後半宣伝になっちゃいましたが、整備管理って大事でも中々出来ている所が少ないです。

現役の整備士が現場に特化した現場の為の誰でも使える管理システムを提供します。

整備管理は履歴と比較、対策でかなり変わりますしドライバーさんにも数値で見せる事により具体性が増して、車の維持費を意識してもらえる様になります。

このシステムがあれば整備工場の運営は楽勝なレベルの管理能力があります。

もし興味がある様でしたらテスト期間もあるのでお問い合わせもしくはSNSよりメッセージ下さい。

あなたの一言がシステムを変えます。

 

 

 

最新情報をチェックしよう!